「江城」武漢の治水神話~ガメラVSガラシャープ?
むかしむかし、東海龍王に仕える亀将と蛇将がいました。この2人はとても仲が悪くて、互いに軽蔑し、とかく自分の方が偉いということを示そうとするので、しょっちゅうケンカになります。ある日、口論が高じて亀将は宝剣を、蛇将は長鉾を手に大乱闘、竜宮城では波が逆巻き、龍王様の玉座も揺れるほど、ケンカの巻き添えで魚たちの中に死傷者も出ました。
そんな特撮映画がありましたね!企画倒れだったらしいですが、詳しくは下のリンクの方の記事を参考になさってください。
さて、怒った龍王様は、2将軍を捕まえて、長江のあちら側とこちら側に縛り付け、山にしてしまいました。漢陽側に縛り付けられたのが亀将で亀山になり、武昌側に縛り付けられたのが蛇将で、蛇山になりました。でも、これで話は終わりません。長江のそばに縛り付け山にされた後も二人の口げんかは続き、二人とも相手に噛みつこうと精一杯首を伸ばしていくので、半年もしないうちに長江の川幅は漢江の川幅ほどになってしまいましたとさ。
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