武漢で泊まるならホテルより民泊
日本でも訪日外国人観光客の増加に伴って、最近、民泊が注目されています。民泊はホテルや旅館に泊まるより宿泊費を抑えられるだけでなく、海外の場合は地元の生活感を味わうことができるのもメリットでしょう。
武漢のような大都市では、ほとんどの人がマンションで暮らしています。武漢の近くには火山がなく、長江という大河に沿って広がるなだらかな平地です。そのため武漢には有史以来、地震が起きたことがないそうで、20階とか30階建てのマンションがニョキニョキ聳え立っています。高級ホテルと同じか、もっと高いマンションもたくさんあるのです。こうしたマンションの1室が、民泊として提供されています。
中国では、賃貸物件は家具付きが標準です。ベッドやソファー、テーブル、クローゼット、キッチン設備はもちろん、テレビや冷蔵庫、電子レンジなどの家電も一緒のことが多いのです。ですから、中国の大家さんにとって民泊とは、基本1年契約の賃貸物件を1日単位で貸し出す、という感覚なんです。大家さんとは、カギをもらう時に会うだけで、宿泊中は自由に部屋を使えます。民泊に提供される部屋のほとんどは、エレベーター付マンションの1室で、外観が多少古くても、中は小綺麗にリフォームされており、家具や家電には大家さんのこだわりが見られます。
自炊もできますから、地元の屋台で買った食べ物を家で温めて食べてもいいですし、地元の市場やスーパーで仕入れた食材で簡単に料理してもいいですよね。武漢には、イオン(永旺)やローソン(罗森)が出店していて、アサヒやキリンなどのビールは酒税がかからない分、日本より安く買えますよ。個人的には、アメリカ系スーパーWalmart(沃尔玛)でアメリカやドイツの酒類をセレクトするのがオススメです。
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